2012年1月16日月曜日

「第三舞台」解散

お芝居に興味のない人は読まなくてもいいかも。

第三舞台「深呼吸する惑星」大千秋楽ライブビューイング


大学時代に始めてみた「第三舞台」という劇団のお芝居が好きでした。
大阪で働いていたので、大阪の公演はいける限り行きました。
(知ったのはだいぶ売れてからですけど)

鴻上尚史さんが好きで、プロデュース公演も色々行っていました。

そして第三舞台は10年間の休止を終えて、最後の公演が先日行われました。

本当は劇場に行きたかったのですが、津山に住んでいて、1歳の子がいる
状態では難しいこともあり断念。
(チケットが正規の方法では手に入らないという現実もあったのですが)

その代わり、大千秋楽ライブビューイングという、全国の映画館での
生中継を見に行きました。
一人で行きました。
場所は明石のワーナーの映画館。
津山から一番近いのがここでした。

「映画館で芝居を見る」というのはどうなんだろうと思っていましたが、
途中からは映画館に入るのを忘れ、同じ劇場にいるみたいでした。
映画館の外では宣伝のポスターもなく、同じ場所にいる人は本当に
好きな人だけで、ふらっと映画館に入った人は、いなかったはず。

最後は、みんな映画のスクリーンに向かってずっと拍手していました。
私はというと、メンバーが舞台に立っているだけで、うれしくて涙。
最後も「これで最後なんだ」と思って涙。

久しぶりです。本当に流れ出るうれしい涙。
ずっと待っていたものがそこにいる現実。鳥肌が立ちまくりで。

あのね、若い時にお金を無理してでも、おもしろいと思ったものは
見るべきだと思うんです。体験するべきだと思うんです。
私がこの第三舞台を見ていたときは、結構無理してでもチケットを買って
本も買って、ビデオも買って、どっぷりはまっていました。
(私自身は演劇はしてません。鴻上さんの作品が好きだったんです)

今でも私の心の一部です。私を作ってくれた部品になっています。
だから、いつ思い返しても、ものすごいインパクトで心が揺れる。
宝物っていうレベルじゃない。心の基礎工事部分みたいなもんです。
本当に好きになってよかった。

もう最後が終わったので感想を少し

メンバー全員が、最初に見たときより格段にいい顔になっていて、うまくなってる。
長野さん、大髙さん、小須田さんの3人をみるだけで、うれしくてうれしくて。
今回の話は、わかりやすくておもしろかった。
人にも説明できるあらすじがあります。(今までは微妙にわかりにくいのが多い)
昔のファンにいっぱいサービスしたセリフがあります。

WOWWOWでは、放送するらしいです。
見れる人で興味があればぜひ。


ライブビューイングでも、最後を見れてよかった。
娘の面倒を見てくれた旦那様と旦那様の実家に感謝。

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